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批評

賢者の選択

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賢者の選択

 
作品名:賢者の選択
作者:斎藤 洋さん
作品タイプ:中編
公開年:1999年

解説:
如何なる時、如何なる場面においても、常に選択肢は存在する。我々は意識的、あるいは無意識に道を選び、人生と言う物語を書き連ねているのだ―
GROUPASK純正の中篇で、誰もが1度はプレイした事がある有名な作品ではあるが、実は技術面もしっかりしている。
導入を文章だけで簡潔に伝えていたり、ダンジョン最初の一本道で状況を説明したり(それが地下墓所の一部になっていて自然)。ストーリーを意識した滑らかな構成で雰囲気を殺さないのが上手く、無駄がないため短い時間で内容が濃縮されている。
要はRPG演出のキモをゲームで再現しているのだが、全ての面で浮ついた点がなく、確かな物を感じる。
数少ないTRPG風の佳作の一つだ。
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