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作品名:水晶の姫
作者:KEYさん
作品タイプ:長編
公開年:1999年
解説:
失われた国"イトライ"に魅せられた豪商マシューは、長年の研究の末に王国の存在を突き止め、かの地で水晶化した姫の捜索を冒険者に依頼する――三部作からなる初期の長編。
内容は連作ものの正道を地でいったもので、簡潔な演出に乗って進むストーリーはどんどんとスケールアップ。ラストのぶっ飛んだ展開はいい意味で予想を裏切り、期待は裏切らない。ちりばめられたRPGのオマージュも忌憚なく、簡素な演出に映えている。
そして懲りすぎなくらいのカットイン、兄貴ネタ(w クロスオーバーなど、熱気がムンムン伝わって来そうな作りこみはそれだけでも見る価値がある。初期シナリオならではの傑作長編だ。
中世ファンタジーじゃない、などと言う声も聞かれるが、ロストテクノロジー的なネタは一般的で、半端なロー・ファンタジーよりは遥かに正統派である。![]()
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