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批評

8月。サイト巡り。その3/3

その3
  「cw-hint」とまとめサイト


 まず3つの事実を並べる。

 1つ。公式の掲示板が復活した。しかし、内容が散々たるものだ。
 自閉症に嬉々として手を出し続ける人は何なのだろうか。
 今、残酷表現うんぬんの話は必要か? 新作自体が出てこない状況なのに。
 規制で揉めれば人が増えるのだろうか。

 2つ。新人さんのケアがおざなりになっている。
 シナリオ名は伏せる。喫茶店のようなシナリオで、コーヒーなどが買えるのだが、効果がぶっ飛んでいる。
 誤解のないように言っておきたい。この作者さんは何も悪くない。問題は、基本的な知識を教えてくれるサイトがないと言うことだ。
 
 3つ。手前味噌で大変恐縮なのだが、新エンジンのNextでは、このブログで書かれた提案の一部が採用された。
 ここで問題なのは、旧エンジンと比較したさいに炙り出される簡単な手直しすら、誰も指摘できない、と言う界隈の現状である。


 この3つから見えてくる事実とは何か。
 カードワースに関わる人間の現実処理能力の低さではないだろうか。
 露悪的な批評家が口をきわめる必要すらなく、上記のような無残な事実が横たわっている。



  「自覚はしろよ」


 結果だ。結果から逆算してみるといい。この半年で何があった?

 新エンジンが登場した。が、開発者に逃げられた。カードワースの環境がそうさせた。
 その一方で、新人が精神力回復のアイテムを破格の値段で売っている。90年代のレベルに逆戻りだ。
 そして、公式の掲示板が開くやいなや、完全に時期を外した議論。そして方々で暴れている問題児に構う、構う……

 まともな交流が出来ていると思い込んでいる人たちは――いや、違うというのなら、なぜ開発者を逃がすような真似をしたのだろう。圧縮やバックパックの話は、開発者個人の独断専行という事案ではまったく、無い。
 ひとつ分かるのは、旧エンジンとの比較による簡単な提案も出来ない。そんな人たちの集まりだということだ。
 Twitterは本当に「呟き」でしかないのか。
 
 掲示板に出てくる某CWHなんちゃらの七なんとかさんは、特に自覚したほうがいい。
 正月にフレッシュ光さんがシナリオで内情を暴露していたが、ちょっと問題のある人たちが集まる感覚で、表に出てくるべきではない。
 自分らの存在がだって気づく時ではないか。いい歳した、まさに老害だ。

 「私たちは何をやっているのか」という俯瞰の感覚は必要だろう。


  まとめサイトの必要性


 まとめサイトが必要である。超・現実的に。
 私は最近まで「必要ない」という立場だったのだが、新人がああいうシナリオを出し、もはや誰も指摘しない事実を見せられてしまうと、考えも変えざるをえなくなる。
 だったら、もう呼び水として、来るべき新人のためにも、必要なものだろう。

 内部データの開示もするべきだ。
 TRPGのWikiでシステムの考察は珍しくない。
(まずそれ以前に、TRPGは共通のルールブックが存在するが)
 何より、第一なのだが、Groupaskは決してデータの開示に否定的ではないと言う事実。

 言葉を借りるなら「どこでデータの隠蔽という誤解が生まれたのか」だ。
 共通のバランス感覚というヤツが、これほど必要なゲームは他にないはずなのだが。

 その際に注意をひとつ。かつて「cw-hint」というサイトがあったが、結局、人がつかず廃墟となっている。
 便利だから人が付くのであって、ハコだけ作って誰かがみんなで、というのは辞めるべきだ。そんなサイトがCardwirthには多すぎる。
 やるなら、きっちり勝算を持って、識者どうしで作り込んだ後に公開すべきだろう。
 

 
 この記事を以て、更新を最後とします。
 長年、ご覧いただいた方々に感謝。  練々 寝々
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