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批評

おじさんたちの奇行

本文なし
いやぁ……
 ここ何年か、おかしな動きをするCardWirth関係者が、目立つ目立つ。
 それも年配ばかりなんだわ。若く見積もっても30代、50代も十分ありうる。

「やればやるほど自分の正当性無くして頭おかしい馬鹿だって喧伝してるのを10年単位で理解してない」自閉症おじさん
 みずから10年以上書きこみ続けた「短編長編に店シナまで、戦闘含めどれ取っても一流の作家。お手本として学ばれる不動の頂点ブイヨン」のイメージにすがり続けたおじさん

 これはツートップとしても、

「えらいどころか馬鹿にされている」被害妄想「古参」おじさん
 身勝手な解釈押し付けてコラボしたつもりFFパクリ魔光都市()創作おじさん
 10代20代に交じって20年前クオリティのギャルゲーを発表する永遠の青少年おじさん
 何もかも瓜二つなブログでお互いを褒めあうイマジナリーフレンドおじさん

 なにこれ?
(厳密にはおばさんもいる。が、ここで揶揄する勇気が私にはなかった)

 定義するのは簡単だ。
 というのも、彼らこそCardwirthの環境に長く暴露された結果、生まれた「こどおじ」だから。


  アダルト層の出現

 かれらオジサンに共通していることが、ひとつ。
 自らのアイデンティティそのものがCardwirthの二次創作であることに気付いておらず、独立した個性だと思い込んでいることだ。

 もちろん彼らは創作者だけど、その射程範囲は本人が思っている以上に狭い。かつて論じたとおり、Cardwirthは自他の境目をあいまいにしがちなのだ。本来、ひとりの創作者が負うべき仕事を周りに背負わせてしまっている。それは世界観だったり、ひとつのシナリオとしての評価だったり、界隈の盛り上がりだったりする。これらのアウトソーシングが可能なのは、Cardwirthそのものが、この構造を生成するからに他ならない。Cardwirthの力とみずからの力を好きな形でスリ替え、同一化してしまう

 この恩恵に気付かぬまま歳を取ると、盛り上がっている若い子たちに甘えて何者かを気取る「古参」になる。
 なぜか報われない創作に苛立つような層は、シナリオ外で圧力をかけるようになる。荒らしや自演といった形で。

 その結果が奇行だ。
 身の丈を超えた評価をまわりに求める幼稚さ。創作のアダルトチルドレンなのだ。


  10年後の……

 これを読んで若い子たちはケラケラ失笑するかもしれない。
 が、これが10年後の皆さんじゃないと言い切れるだろうか。

 いまみたいに無邪気にSNSに書きこんだり、ガーッとシナリオを作ったりできなくなる。
 ああ、もうひさしく何か作ってないな。ん? いまだにCardwirthってやってるんだ。よし、私もむかし作ったシナリオを公開して……これでいいんだ! なら!
 ってなことを、おじさんたちはやっているわけだ。

 Cardwirthはヨソで通らない作品が通る世界だ。そこをよく自覚したうえで貴方たちの定義する創作()なるものをやったほうがいい。
 でないと、10年後に迷惑をかけて失笑される側に回ることとなる。
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