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批評

モノマニア ~荒らしと偏執狂~(前)

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モノマニア ~荒らしと偏執狂~(前)

本文なし
この記事は過去の「人生の無駄」「(人生の無駄、を読んだあとに)」「やめられない人の心理」に追記し、まとめて添削したものです。

  竜キチさんの場合

 CardWirth(カードワース)総合スレ Ver.1.79の、900あたりからの書き込み。
 ここらへんのどーたらこーたらに関しては、以前の記事に書いてるので、そこは問題じゃない。

 私が気になったのは


914名無しさん@お腹いっぱい。2021/10/04(月) 17:07:45.65ID:p+ZtyBZs
まぁそんなの竜殺しの墓レベルの神作だけだわな
あのレベルが標準クラスになるくらいにシナリオのレベルが上がって欲しいんだが

932名無しさん@お腹いっぱい。2021/10/05(火) 11:36:48.76ID:w67L3xrh
未だに竜殺しが話題に出るほど話題がない
短編長編に店シナまで、戦闘含めどれ取っても一流の作家
公式ギルドもせっかく公開前に審査してるんだからブイヨンレベル以下は受け付けないようにすれば良いのに
他はTwitterなりvectorなりで公開すりゃ良いし
プレイヤー様に手を煩わせんな

938名無しさん@お腹いっぱい。2021/10/05(火) 12:53:40.39ID:87J2kEJ1
逆らえないのはask神だけってか
ブイヨンですら叩く奴は叩くからな
昔シナリオ批評が蔓延して衰退したらしいし


 これを見て、妙な違和感が。
 一部の方は知っているかもしれないが、私は10年前に2chへお邪魔したことがある。もちろんその時はスレの流れを注視していた。
 そこから一年くらい後にもニセモノ騒ぎで静観する必要があった。(はたから見ていた側としては失笑だった)

 で、あっと気づいた。
 当時スレで暴れまわっていた「ランキチ」ことランキング基地外さんの認識そのままだ。

 彼を模倣して揶揄してるだけ? ――なわけない。
 10年も前の話を掘り返してわざわざ認知を一致させる「荒らし」はいない。彼らはレスポンスを欲しがる。
 新人は何のことかわからないだろうし、そもそもスレに活気がない。となると、10年張り付いている人間が脳死したまま書き込んでると考えるのが自然だ。

 ここからが核心。
 上の書き込みとクロスさせて考えると見えてくる。このランキチと思しき人物、スレの中で前後の脈絡なく竜殺しの墓だのブイヨンさんだのを出してるんだわ。もちろん10年以上前から。

 評判から出現頻度が多いのは当然?
 他のシナリオ――たとえば「アモーレ・モーテ」とか「アレトゥーザ」あたりと比較してみたらいい。
 そこのところを踏まえて過去ログを「竜殺し」「キーレ」「ブイヨン」あたりで漁ると不自然さがわかる。

 ちょっと巧妙なのが、ネガティブな書き込みに、常識を装った自らの願望を混ぜてくることがあること。臭い消しなんだろう。
「(自作自演の)実績・評価・人気ランキング」の「執拗な貼り付け」はまさに典型的。上の荒らし風の書き込みなんかはモロ。
 とりわけ傑作なのが


157 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/06/14(土) 16:43:14.54 ID:iJmJSzGS
>>153
小さくても光るところがあるのに潰されるのは惜しいな

公式コンテストが育っていれば一番良かったんだが……
批評はどんな人が下したかも大事な情報だから
名無し一言居士が幅を利かせている現状はもったいない

「才能なし」「20点」「不動の頂点竜殺しを見習え」(竜の衣を借る狐と呼びたい)
みたいなやつは批評とも呼べない
新作が出ては多数が唾を吐く何の益もないサイクルを作りかねない



 聞いたことねえよw
 スゴイわ。「竜殺し(=神)」を風化させたくないランキチこと竜キチさんの執念がビンビン伝わってくる。
 ちなみに、掲示板の外ならこんなのもある。
 どうやら匿名が担保できる環境なら、周囲からズレた熱気で「お手本として学ぶ」とまで褒めそやす人が出てくるようだ。


 ステルスマーケティングってのは、いざこうやって論(あげつら)われたら目も当てられない。そもそも他人とその創作物に十年も粘着するのはいうまでもなく異常である。


  荒らしの原動力

 ここでひとつ声明を出しておきたい。
 練々 寝々は凡作や竜殺しの墓が嫌いだから粘着するんだと思ってる人たち。これは因果関係が逆だ。

 このブログで竜殺しの墓を全面的に肯定していないのはもちろん、歓迎している風に書いていないのはその通り。
 ただしこのブログは大概の件に対し露悪的で(Cardwirth特有の事情による)、自分で書いた批評と解題を除けば、話のタネは決まって外からくる。今回もそうだ。ちなみにこのシナリオに対して好きだ嫌いだは感じたことがない。一応ね。

 それでも上記のようなイメージで見られがちなのは、面と向かって考察しているのがこのブログだけで、つねに検索に引っかかるからだろう。10年以上も前の記事が10年以上繰り返しピックアップされ続ければ、そういう印象もむべなるかな、というわけ。

 この状況は上記の荒らしにとって大変な逆風だろう。シナリオを検索すると紐づけされた情報も、常に新しい層へ拡散してしまう。 
 だからこそ、竜殺しの墓の評価を気にする人にとって、ブログ『批評』の発言は繰り返し問題として蒸し返される。
 竜キチさんの執着と、このブログの誤解の原動力のひとつはコレなんじゃないかと思ってる。
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