忍者ブログ

批評

コミュニティのない世界

本文なし
ここ一年、まるで変化がないので、まえ三年くらいを総括してみたい。


  コミュニティと内輪向け

 これは三年くらい前に一度書いたけど、すでにCardwirthはコミュニティが存在しない。
 あるのは恐ろしく濃縮された内輪

 誤解なきように書いておくと、内輪で楽しむことは何の問題もない。もともと内輪向けに向いたゲームなので。
 問題は、今日発信しているのがごく一部の内輪だけなので、それを見た新規がこれこそCardwirthだと思い込むこと。
 内輪もコミュニティじゃないか、というのはちょっと違って、内輪は内輪ゆえにすげえ排他性がある。もちろん界隈のフロントとしては(内輪で楽しんでいる人だってそんなつもりもなく)はなはだ不適当だ。

 広く薄く包括するコミュニティがない現実は、新規にはもちろん、内輪の人たちにとってもデメリットがある。わかりやすいのはエコーチェンバー現象。まさに「外から見た場合にどんなにおかしいことでも、それが正しいことだとみんなが信じてしまう」羽目になる。もちろん内輪は特濃で

 この状況を利用しているのが白須さんや村長さんで、認識できてないのが消えたり復活したりしてる人たち、そしてこの界隈なら通ると思ってヨソじゃ通らない作品作ってるような人。
 全員に共通してるのは、内に入ってSNSでひたすら発信しないと人権がないってことに気付いてないところ。もうSNSがメインで、作品は付属物なのに。

 じゃあ新規に向けた意見だったり、別の内輪のCardwirthはどうすれば見つけられるか……これはもう無理。だから共同体は死んでると断定してる。
 逆に内輪の人たちは限界まで先鋭化することで、公平性のない現実に対抗しているともいえる。


  半年先もない

 SNSがメインで、作品は付属物、とさっき書いた。彼らの作るシナリオはSNSとの紐づけが絶対だから、作品単体だと内輪の外に説明できない。謎のルールが根底に流れる奇妙な作品となる。
 昔、2chでクロスオーバーありの世界でシナリオを作っていたスレがあったけど、アレから意識的なクロスを抜いたようなものだ。エコーチェンバーが利きすぎて、このことに気付いてない内輪の人は結構いる。

 
  フリーライド

 エコーチェンバーでもうひとつ。CardwirthPyはどこが着地点なんだ?
 現状が半年先も考えないシンパばかり生み、オンブズマンを生まないからといって、状況に甘んじていつまで続けるんだろうか。
 無限に良くできるわけじゃないのは判っているはず。人材の枯渇(最初からだが)、時間、権利、すべてにおいて。

 本質レベルで致命的なのが、ピリオドを打たないまま「開発」とやらが続いたら、Cardwirthのエンジンとしての権利を失いかねないことだ。今は当初の認識が生きている(そして現状ゆえ刷新されない)ために1.50の互換エンジン(!)となっているが、
「あくまでも1.50仕様です。Pyには対応していません」
 と書かれるのは時間の問題じゃないのか、今現在にしてさえ。

 10人に満たない人材が好き勝手やり、それすらまとまらずエンジン分裂まで起こしている時点で疑うべきだ。
PR

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。