その2
TwitterとCardwirth改め、1.60事件。
次に巡ったのが、ツイッターである。
(巡った、という言い方は、ちょっとおかしいが)
なるほどね。これだったら気安いもんな。Cardwirthの気風にも合ってると思います。
……と、言うようなことが、今月まで書いてあった。
しかし、11月の事件で、認識は一変してしまった。
新エンジンの開発担当であるLynaさんという方が、しがらみにイヤ気がさし、開発を中止してしまった、という話。
事件の経緯はTwitterや2chなど、方々に残っているので、おのおの調べて頂きたい。
なにが悪かったのか?
要点だけ言ってしまえば、Lynaさんは質問に答えるべきであった。
話のはじまりは新機能のバックパック、次にデータの圧縮。これらは企画した段階で、かならず意図があるわけで、これを即急に説明すればよろしかった。それだけなのである。
そもそも、愛護協会にアシ突っ込んでるんだから、説明しなければいけない立場だろう。
ここで言いよどむ、というのは、なにかやましいことがあるか、あるいは思いついたまま機能を追加してそれっきりか……
もちろん、彼の立場になった場合のことも分からなくはないが、しかし、ある日突然、毅然とした態度を見せなくてはいけない場面が往々にしてある。
Ver1.60
新エンジン。改めていじってみたが、11月にコメントで答えた以上の実感はない。
よく言えばかゆいところに手が届く。悪く言えば蛇足の百足だ。
画面の拡大とMp3は本当にありがたい。
以前にもちょっと書いたのだが、ビルダーの縦型表示、退化だと思う。
選択肢が混み合ってきたときに、ぱっと見で分からなくなる。
新表示は、青い線のつながりを追って1秒、記号の意味を解して1秒。
だったら、ダイレクトな線のつながりと、右へコンテントが進行する旧表示の方が、はるかに直感的だ。
コンテントが右へ伸びるのを避けたい、というだけで、元来の美点を殺しすぎである。
もう一つは、デバグ宿で表示される、発火キーコード。
何に使うのか? 作り手はエディタで一覧できるし、どのキーコードに対応させたかぐらいは覚えているはずだ。
シナリオを一周したプレイヤーがデバグ宿でもう一周するのだろうか?
「発火するキーコードを表示する」とか、エディタでカードごとに設定できればよかったのに。と思う。