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批評

Praeteritum

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Praeteritum


作品名:Praeteritum
作者:楓さん
作品タイプ:長編
公開年:2010年

概要:
 一文無しの旅人は、泥棒の前で歌うだろう
 褐色の男はエールを飲みながら笑った――
 話の動機であるNPCの妻が、殺されるために出てきたとしか思えない薄っぺらさ。これが最大のネックであり、一切合財をぶち壊している元凶なのは間違いない。
 しかし、これによって、ろくに動機を説明しない話作りの雑さが浮き彫りになってしまう。破綻した設定と、極端な勧善懲悪が、実に白ける内容となっている。
 話の出来だけで言うなら、過去一番のワースト作品。
05.gif


惚れるのに一目ぼれ(毎度理由がない)警備隊を蹴散らしてお咎めなしの子供、しかもその子供たちを匿い、実は悪魔だったけど関係ねぇ! という異常な展開に、プレイヤーが感情移入できると思っているのだろうか。
筋立ての筋が無いのである。人に説明するなら、納得できる理由を作ってほしい。
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