忍者ブログ

批評

妖魔の砦

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

妖魔の砦

 
作品名:妖魔の砦
作者:クエストさん&匿名さん
作品タイプ:短編
公開年:2009年

解説:
 アルエス近辺の砦に妖魔(ゴブリン・ホブゴブリン)の群れが住み着いた――
匿名さんの脚本を元に、クエストさんが製作したシナリオ。妖魔に占拠された砦を攻め落とすという、ゲーム性を強く推した内容ではあるのだが・・・・・・
 必要時間、捜索エリアの指針もないのに、制限時間を提示されても何の緊張感も沸かない。行動に対しいちいち細かな選択を強いる意味もわからない(そもそも非常に面倒くさい)。しかも結局は能力値による内部処理に頼ることになるので、つまるところ運ゲーになる。
――などなど、細かい部分を挙げていたらキリがない。
ゲームと呼ぶにしては、正直ポイントがズレすぎている。
ドラマはない。
1.gif


※Cardwirthの凡作作家に多いのが、ドラマ性とリアリティを欠いた作風だと思う。
 罠ひとつ、ダンジョンの曲がり角ひとつだって、理由とストーリーがあるはずなのだ。
 どんな小品でさえ、これを無視すればシナリオにならない。
 (今まで誰も指摘しなかったのも問題なのだが)
PR

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。