作品名:妖魔の砦
作者:クエストさん&匿名さん
作品タイプ:短編
公開年:2009年
解説:
アルエス近辺の砦に妖魔(ゴブリン・ホブゴブリン)の群れが住み着いた――
匿名さんの脚本を元に、クエストさんが製作したシナリオ。妖魔に占拠された砦を攻め落とすという、ゲーム性を強く推した内容ではあるのだが・・・・・・
必要時間、捜索エリアの指針もないのに、制限時間を提示されても何の緊張感も沸かない。行動に対しいちいち細かな選択を強いる意味もわからない(そもそも非常に面倒くさい)。しかも結局は能力値による内部処理に頼ることになるので、つまるところ運ゲーになる。
――などなど、細かい部分を挙げていたらキリがない。
ゲームと呼ぶにしては、正直ポイントがズレすぎている。
ドラマはない。
※Cardwirthの凡作作家に多いのが、ドラマ性とリアリティを欠いた作風だと思う。
罠ひとつ、ダンジョンの曲がり角ひとつだって、理由とストーリーがあるはずなのだ。
どんな小品でさえ、これを無視すればシナリオにならない。
(今まで誰も指摘しなかったのも問題なのだが)