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批評

妖の武具 十三

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妖の武具 十三

本文なし
作品名:妖の武具 十三
作者:くろねこ13さん
作品タイプ:店
公開年:2003年


概要:
 
 お前たち冒険者なら気づいているはず。たとえ呪われていようと、武具とは心掛け次第で善悪の如何様にも転ぶものだと。
 魔剣を売っている店シナリオ。前作「ねねこの薬屋」が、ぼくのかんがえたさいきょうのきゃらくたーと戦わさせて頂ける素晴らしいシナリオだっただけに、続編である今作も期待感満点。さすがに作者も作者で、予想を裏切らない出来で答えてくれた。
 店のキャラクターを攻撃すると即死はデフォ。妄想を垂れ流したような濃すぎるトークに、エロ、グロ、ヤクの中二病3色でもう満貫なのだが、これに肝心の商品がノリにノリまくっている。
 ド派手なグラフィックに強すぎる性能と、これだけだとどうしようもない。しかし、常用外の漢字が乱れ飛ぶ武器解説までも絢爛に描きながし、結果的には瀟洒にまとめ切ってしまった。
 ここで販売している9つの武器は、間違いなくカードワースで一番カッコイイ魔剣である。
 正しく中二病を昇華した、稀有な作品。
5.gif



 学ぶこと、飾ること、熱意を持つこと。そして思い上がることの大切さを教えてくれる作品。
 バカで暗くてボロをまとって怯えている、そんなスタンスで面白いわけがないのだ。
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